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当社は、1947年(昭和22年)に、繊維工業用薬剤を製造、供給する会社として設立されました。その後70年余りにわたり、各種界面活性剤、樹脂改質剤、金属処理剤、医薬原薬中間体など製品取り扱いの幅を拡げさせていただきながら、国内外の化学産業の一端を担える会社に成長したいとの志を今に引き継いでおります。
当社の高圧ガス原料取扱いの歴史は、1954年(昭和 29 年)の酸化エチレンを原料とした製造開始に端を発します。厳しい法規制の下での長年にわたる高圧ガス原料取扱い実績、これまでに獲得、伝承された各種技術、安全操業のノウハウ蓄積は、一朝一夕には得られない当社の強みの源となっております。1967年(昭和 42 年)からは、塩化コリンをはじめ各種アミン誘導体の製造、供給にも取り組んでおり、2022年(令和4年)初頭にはトリメチルアミンの貯槽を新設し、各種製品の生産能力を増強すると共に、カチオン化でんぷん等の重要原料となるグリシジルトリメチルアンモニウムクロライド(GTA-80)など新規の第4級アミン塩の製造販売も、国内唯一のバルク製造サイトとして開始しました。また、高圧ガス原料を使用する製品に限らず、塩化チオニルを用いるクロル化反応など多種多様な化学反応にも対応しており、お客様の声に幅広く応えられる特徴ある化学会社として、お客様とともにより良い未来を創造してまいります。
当社の社名は、本社所在地と同じ群馬県館林市に位置する茂林寺に由来しております。昔話の「分福茶釜」に登場するお寺のモデルとなった寺院です。分福とは文字通り「福を分ける」という意味であり、当社名にもその想いが込められています。今後も、当社が創業以来長年培ってきた勤勉、誠実な企業風土のもと、全社員が一丸となって成長を図ってまいります。
皆様におかれましては、より一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。